VCHアンテナ(製作メモ)
まだ完成ではありませんが、ひとまず使用にメドがついたので
これまでに気づいたことを備忘録代わりにメモしておきます。
①コイル
今回は自在ブッシュを使い2mm径のアルミ線を使いました。
1mm径の銅線も手元にありましたが、このアンテナの肝がHi-Qコイルらしいので
太いアルミ線をホームセンターで買ってきました。
ただ自在ブッシュの溝は2mm径のアルミ線には間隔が狭いので、
ワニグチクリップを挟み込ませるとその両側がショートしてしまいます。
今回はワニグチの外側にセロハンテープを貼って絶縁しました。
※コイルの巻き方については思いついたことがあるので試したいです。
②バラン
動作がオフセンターフィードのダイポールのようですから、
いくら「昔はダイポールアンテナにバランなんて入れなかった」
と思っている当局でもその必要性を感じます。
③グランドエレメント
アンテナ自体の動作を考えると複数にするのは妙な感じですが、
地上との容量によってインピーダンスを上げる作用がある気がします。
(明らかなインピーダンスの変化が、先日の調整ではっきりしました)
何しろ大元のCQ誌の記事を読まずに、動作原理もろくに知らないまま作り始めたので、
ご覧になった皆さんの失笑をかっていたのではないかと推察しています。
また今回は、トロイダルコア、BNCコネクタ、BNCコネクタ付き同軸ケーブル、シールドバッテリーなど、多くの部材をヤフオクで集めました。
アメ横へ買い物に行く交通費とパーツを探し回る時間を考えれば、送料を払っても十分釣り合う気がします。
(仕事帰りやちょっとした外出のついでに秋葉に行ける1エリアの方が羨ましい)
ちなみに、調整中3でタイヤベースを固定していたのは
FDなど泊りがけの移動運用で、顔や手を洗う水を入れている大型のペットボトルでした。
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木戸さん、こんばんは。だいぶ調整が進んでいるようですね。私も今日仕事帰りにFT-817で移動運用した際に、初めてVCHアンテナを試してみました。
釣竿はタイヤベースで立て、グランドエレメントはいつも移動で使っている適当な長さ(8~10m)の線を2本。コイルのタップとトップエレメントで調整し、7.010でSWR1.7くらいになったのでCQを出してみたら、3エリアの局と599で交信できました。とりあえずVCHアンテナでの初交信成功です。
共振点はもっと低いほうだったようです。グランドエレメントの引き回しを変えてみたりしましたが、あまり変化はありませんでした。また暇を見つけて、あれこれ手を加えてみたいと思います。
投稿: JN1KWR | 2007年10月18日 (木) 23時42分
田口さん、おはようございます。
いろいろな方のHPやBlogを頼りに
何とかここまでたどり着きました。Hi
現在グランドエレメント長はオリジナルの5.2m(14MHzでは半分に折り曲げ)です。
時間があれば今度の日曜に
地下鉄での移動運用テストしてみます。
今後とも情報交換を宜しくお願いします。
投稿: JH2CMH | 2007年10月19日 (金) 08時18分