現地での作業量軽減のために変更した点は次の2点でした。
⓵ 50MHzの6エレ八木を軽量の4エレHB9CVに
② 3.5/1.8MHz用エレメントの支柱を簡素化
かつては、バードケージやデルタループなどを使いましたが、
この10年ほどは「低くても6エレ、古くても6エレ」と根拠のないご利益にこだわってきました。
移動用に改造したとはいえ、元々は「ルソーの6エレ」なので結構重量があります。
それと比べると、4エレHB9CVは、ブームもエレメントもかなり細いので、
エレメントの数以上に軽量化できました。
敷地が3.5MHzのダイポールをぎりぎり展開できるサイズなので、
1.8MHz用のエレメントはZ型に展開するしかありません。
昨年は、左右とも2m程のポールを2本繋いでエレメントの端を持ち上げ、
QSY時には滑車で上げ下げする形で展開しました。
ポールを繋いで立てるのに結構時間がかかるので、
今年は左右のポールを2m位の物干しざお1本ずつにしました。
結果的に1.8MHzの一方のエレメントの先が地上すれすれになってしまいました。
瑞浪市で初めて1.9MHzの半波長ダイポールを張ったときはエレメントの大半が藪の中を通っていたので、
それよりはましでしょう。(笑)
結果は・・・
1.8MHzの応答率が「夜<早朝」というのは昨年同様で、特に飛びが悪くなった感覚はありませんでした。
それに反して、50MHzはとにかく聞こえない!
IGYのビーコンはちゃんと聞こえていたので、原因不明のまま過去最低の交信数で終わってしまいました。
新規投入したものはこちら
良く分からない写真ですが、正体は・・・
3年前に発電機の使用をやめた時はタープ内が真っ暗で、
20年選手の乾電池式ランタンで明かりとりましたが、
照らしたい場所に光が当たる状態をキープできず、
片手で持ちながらになりました。
昨年は、100均にあった乾電池式の小型LEDランタンを導入して、
前年よりはましな環境になりました。
今年は、大昔の裸電球用ソケットにLED電球を取り付けて、
PCの上に吊るしてみました。
結果は大変良好でした。
ただ、直前に一番大容量のバッテリーが使用不可であることが判明して、
電源事情の切迫と、オペレーターの気力・体力減退により、13時過ぎには運用を終了しました。
全く一人による参形態を考え直さねばならないようです。
ともあれ、交信いただいた各局には御礼申し上げます。
ありがとうございました。
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